Webサービスの品質とはなんなのか

あんまり「質がいい」なんて言わないからね。
意味がありすぎて特定の意味に取れないからというのもある。
リアルだと言い易いのにね。


無印良品は100均より商品の品質がいい。
店員のサービスの質もいい。
分かりやすい。


でも、無印が22:00に閉まって、年末年始に1週間あいてなくても、無印の質が落ちたという人はいない。
ところが21:00にはシャッターが下りる実家近くのコンビニは質が低いと言われる。


このことから、あえてWebサービスで定義するなら「期待する事柄をどれだけ満たしているか」になる。


例えばTwitterに期待しているのは「コミュニケーション」「面白さ」といった側面が比較的強い。だから年中くじらが顔覗かせてもみんな離れていかない。


例えばYahoo!オークションに期待するのは「お手軽に」「ネットでいつでもどこからでも」になるのかな。だから早々値上げができないし、サービスの性質上ダウンタイムがあると致命的になる。


つまり、これから自分たちが提供しようとしているものに期待されるものを考えて、それを担保を優先することで、短いサイクルで品質の高いサービスが作れるようになると思う。


もちろん、デザインはいいに越したことはないし、ダウンタイムはないに越したことはないし、レスポンスははやいに越したことはないし、無料なのに越したことはないけれど。