「とりあえず動けばいいよ」の報いを受けた

テスト書いてリファクタリングする気マンマンで休日出勤したのけれど、初めて真面目にソーストレースして使いまわしの前の案件のコード資産にも影響が及ぶことがわかって一気に萎えたので中止して、それに乗る形で傷口を広げて退路を狭めて帰ってきた。

コード資産がある程度あったので、後輩には「それ使いまわして」と言っていたけれど、言う前に読んでおけばよかったと後悔。間に合わせにもほどがあるレベルだった。
リプレイスだから以前のコードから必要なものはピペして良いよ、とも伝えていたけれど、何をしているか理解しない状態で"少し"手を加えてコピペしてあった(自分も身に覚えがないわけではないけど…)
コードレビューするよ!って言っていて結局できていなかったのもマズかった。pull reqでレビューするつもりだったのに流れをよくわかってなくて説明できず、一旦自分にpull req投げてもらって自分が目を通したものだけ取り込んでいく予定だったのにやれなかった。思い切って導入したGithubはコードの反映が煩雑なSVN以下のモノだった。

まーよーするに自分が悪い。確認しなかった自分が悪いし、しっかり説明しなかった自分も悪い。 なぜかチーム内でクラス設計モヒカン化しかけてて、その反動もあって「動けばいいよ」なんて言っていたけれど「よくわかってないけれど動くコード」が本番稼働したあとに発生するモロモロがのちのちにどれほどのコスト負担をもたらすかは現在進行形で痛いくらい経験中で、ただ抽象化おじさんを怖がって後輩の手が止まるのが嫌でそう言っていただけなのに。

コピペプログラミングの怖さを改めて思い知った。どういうことをやっているか自分すら把握していないコードをチームのコードに取り込むという行為は自分には到底できない。

チームには自分以外にそこまでコードを書き換えたがる人はいないので、今日自分が諦めたことであれらのコードはこの先もずっと書き換えられることなく本番稼働を迎えて、いずれ見知らぬ誰かを大いに悩ますことになるんだろう。